広告の基本 - 広告用語
広告についての内容を書く上で前提となる用語についてまとめています.
登場人物 (プレイヤー)
メディア/媒体
- 広告を表示するサイト
- Yahoo! JAPANやFacebook,Twitterなど
広告主
- 広告を出稿する元/スポンサー
ユーザ
- メディアを閲覧する人
広告代理店/Rep.
- 広告主に代わって広告を出稿/管理する代理店
- ネット広告専門の場合にメディアレップと呼ばれることがある
指標系
広告効果をはかる指標に使われるもの
インプレッション (impression)
- ブラウザ上に広告を読込/表示すること
- ブラウザに読み込まれたが表示されていない(=ユーザが広告を見ていない)インプレッションも含まれる場合がある
- 上記と区別するためブラウザに表示されたもの(=in view)のみを指したビューアブルインプレッション(Viewable Impression)という指標がある
クリック (click)
- ユーザが広告がクリックすること
コンバージョン (conversion)
- 広告をクリックしたユーザがコンバージョン行動(購買,アプリインストールなど)を行うこと
クリックスルーレート(Click Through Rate/CTR)
- インプレッション数に対するクリック数の割合
- CTRが高い広告を選択することでメディア側の(短期的な)収益を高めることができる
- CTR(%) = number of clicks / number of impressions * 100
コンバージョンレート (ConVersion Rate/CVR)
- クリック数に対するコンバージョン数の割合
- CVR(%) = number of conversions / number of clicks * 100
CPA (Cost Per Acquisition/Cost Per Action)
- 1コンバージョンにかかったコスト(金額)
- CPA = total cost / number of conversions
CPC (Cost Per Click)
- 1クリックにかかったコスト
CPM (Cost Per Mills)/eCPM (effective Cost Per Mills)
- 1000インプレッションにかかったコスト
- eCPMはインプレッション課金以外のものも含んで計算する場合に使われることが多い
- eCPM = total cost / number of impressions * 1000
CPV (Cost Per View)
- 動画広告で1回視聴にかかったコスト
- どのタイミングで
視聴
にカウントするかはメディアやADNによって異なる
- どのタイミングで
- 主にFacebookで使われる
システム系
メディアアドサーバ
- メディア側が管理している広告サーバ
アドネットワーク (Adnetwork)
- 複数の広告配信可能なメディアを束ねて広告配信するネットワーク
DSP (Demand Side Platform)
- 広告主側の収益を最大化するためのプラットフォーム
SSP (Supply Side Platform)
- メディア側の収益を最大化するためのプラットフォーム
RTB (Real Time Bidding)
広告表示形式系
検索連動型広告
ディスプレイ広告
- Webページ上の一部に表示される広告
- Google Ad Senseなど
ネイティブ広告
- メディアで表示されるページに溶け込む形で表示される広告
- 記事そのものが広告の場合も含む
インフィード広告
カルーセル広告
動画広告
- 動画形式で再生される広告
- 動画コンテンツ再生時に再生されるインストリーム型,動画コンテンツと関係なく再生されるアウトストリーム型が存在する
- インストリーム型:YouTube(Google)など
- アウトストリーム型:Facebookなど
その他
メディア在庫/広告枠在庫
- メディアに掲載可能な広告枠
広告在庫/広告主在庫
- 表示可能な(=消化可能な予算のある)広告